ウィニー・ハーロウと自己肯定: 1人1人がもつ自分らしい美しさについて

ウィニー・ハーロウと自己肯定: 1人1人がもつ自分らしい美しさについて

皮膚の色素が抜けて、皮膚の色が部分的に白くなったり薄くなったりする、自身の「白斑」について語ることで、アメリカのモデル、ウィニー・ハーロウは自信をもって自分の個性を表現しています。 この例をきっかけにして、さまざまなタイプの美しさを大切にし、自分の容姿を肯定的に受け止めることについて、お子さんと話をしてください。

ウィニー・ハーロウ メディアで描かれる女性像について

現代のメディアには加工された画像が急増しており、少女たちは「完璧な容姿」を手に入れようと必死になっています。 ウィニー・ハーロウは、自分の外見を肯定的に受け入れることの重要性を知っています。 彼女には、色素が抜けて白い斑点が体のあちこちにできる、白斑があり、そのため学校ではからかわれていました。 モデル契約を交わした後、22歳のウィニー・ハーロウは、自分の容姿を前向きに受け入れることの重要性について発言しました。

ウィニー・ハーロウと、肯定的な自己イメージの重要性

ウィニー・ハーロウは、「アメリカズ・ネクスト・トップモデル」というアメリカのテレビ番組の司会者から、自分のインスタグラムのアカウントを通じて、シーズン21の出演者としてスカウトされて以来、1人1人が持つ美しさを受け入れるということは、個性を大事にすることだというメッセージを世の中に発信しています。 

この話は、あなたのお子さんが自分自身の個性・特徴に価値をみいだし、そして自分の夢に向かって努力し自信をもてるようになるための、大きな助けとなるでしょう。

少女たちが自分の容姿を肯定的にとらえるようになるには?

人間の多様性を十分に反映したモデルを見かけることは滅多にありません。 社会においては、固定観念に塗り固められた「美しさ」をもつ、似たような女性像ばかりをもてはやしている傾向があります。 このような美の「理想」を絶えず強調することは、少女たちの容姿への自信に大きな影響を与えます。 調査によると、雑誌をたった60分読んでいるだけで、80%以上の少女たちの自己肯定感が低下することがわかっています。

あらゆる種類の美しさ、特にいわゆる「理想」とされる美とは異なる美しさを受け入れることが大切です。 ウィニー・ハーロウの成功は、社会全体に対しても、美の表現と認識について大きな気付きを与えました。 

お子さんと、自身の美しさについてどう感じているか会話をしてください。 お子さんは、「理想」としている美と自分を比較して、同じにならなければならないと思っていませんか? プラスサイズのキャンディス・ハフィン、64歳のジャッキー・オーショネッシー、筋ジストロフィー患者のジリアン・メルカドなど、他の人とは異なる特徴が美しさとなっている他のモデルについても、お子さんに紹介してあげてください。

美しさとは、特定の型にはめられるものではありません

すべての女の子に、自分を美しいと思い、自信を持つ権利があります。 美というのは、あらかじめ決められた特性や特徴を持っていることではないと、お子さんに伝えてください。 

親であるあなた自身も、自分を特別な存在であると認識できるような自身の好きな部分があるかと思います。 ぜひお子さんにその話をして、お子さんからも話を聞かせてほしいと伝えてみてください。 親子共に尊敬している女性について、その人にしかない特徴を、2人で交互に挙げてみてください。 

お子さんは、美の本来の意味を知れば知るほど、「理想」に近づこうとする必要はないんだということを理解するでしょう。 本物の美というのは内面の美であることを、お子さんに示してください。ありのままでいられて、性格に自信を持て、自分を個性的な存在にするすべての特長や性質を認められるよう、導いてあげてください。

お子さんに、友達とも共有することを勧めてください。

次のステップ

  • お子さんに対し、見た目を褒めるだけではなく、考え方や行動を褒めるようにしてください。 自己肯定感の専門家であるクリスティーナ・バートン博士はこう言っています。「お子さんを褒め、お子さんの行動や肯定的な態度に目を向けることで、お子さんが自分自身を肯定的にとらえることができるようになります。」
  • 容姿以外で、お子さんのどのような特質を人に知ってもらいたいか、お子さんに尋ねてください。 そして同じことを友達にも尋ねることを、お子さんに勧めてください。
  • お子さんと映画やテレビ番組を一緒に見ながら、女性がどのように描かれているかについて話し合いましょう。 登場人物は、お子さんが納得できるふるまいをしていますか? その場合、その話をお子さんはどのように人に説明するでしょうか? お子さんに、ノートと鉛筆、カメラ、ボイスレコーダーを渡して、自分の言葉で語ってみるよう促してください。