雑誌、テレビ、広告、ソーシャルメディアなどで目にする、美しさの基準。私たちはそんな”一般的”な価値観によって、自分自身の美しさを低く評価することがあります。ダヴは、自分自身の容姿をもっと肯定的にとらえることが、より幸せな毎日を送るための第一歩であると考えます。そこで私たちは、ある実験を行いました。
「リアルビューティー スケッチ」という大胆な実験は、米国連邦捜査局(FBI)の似顔絵捜査官のジル・ザモラ氏に、女性の似顔絵を2枚ずつ描いてもらう、というものです。まず、ひとりの女性に自分の容姿を描写してもらい、それに基づいてザモラ氏に似顔絵を描いてもらいました。ザモラ氏に女性の姿は見えません。
次に、第三者の説明に基づいてザモラ氏が似顔絵を描き、本人と第三者の説明がどう違うのかを観察してみました。その結果できあがったのは、2枚のまったく異なる似顔絵でした。そして、第三者の描写に基づく似顔絵のほうが、美しく、幸せそうで、事実に近い姿を表現していました。あなたは、自分が思うよりも、ずっと美しい。世界中の多くの女性に、自分の美しさに気づいてもらいたい。私たちはその願いを込めて、女性が自分の似顔絵にどう反応し、自分に対する見方をどう変えていったかを記録して、動画を制作しました。
この動画は、公開後12日間で5,000万人以上の人が視聴し、現在までに1億8,000万回近く視聴されています。自分の容姿に自信のない80%の女性。私たちはこれからも「リアルビューティー スケッチ」のフィルムを通して、その一人ひとりにメッセージを伝えていきたいと考えています。「自分の美しさを見直してみませんか。あなたは、自分が思うよりも、ずっと美しいのです。他人の目で見れば、簡単にわかりますよ」と。