親として、わが子が幸せで健康で自信に満ちた状態になれるよう、最善を尽くしたいと願うのは当然のことです。
しかし「言うが易し、行うは難し」で、10代というのは身体の変化も大きく、自分自身への自信を喪失しやすい時期です。
お子さんをとりまく環境は、画一的で「完全な」美しさで塗り固められた、非現実的な理想像にあふれています。そんなとき、親として、どうやって自分のありのままの容姿を肯定的にとらえるよう導きますか?
容姿に関係するいじめといった10代に起こりがちな問題に、どう対処しますか?またお子さんが、過度なダイエットをせずに健康的な食生活をおくったり、体を動かす活動をもっと楽しむために、どういうサポートをしますか?
この「世界にたった1人だけの私」と、この保護者向けページで紹介している記事を制作するに当たり、メディアの情報や身近な人々からの言葉、また容姿にいじめなどといった、少女たちの自己肯定感に影響を与えうる要素について、多くの情報を収集してきました。
心理学、自己肯定感、摂食障害、メディアなどの分野における専門家と協働して作成しています。
お子さんの自己肯定感に影響を与えている問題を特定し、それに対して取り組むために、これからご紹介する内容を活用いただけたら幸いです。各セクションには、チェックリストがあります。これは、お子さんが直面している難しい問題に対してスムーズに会話をはこび、いい変化をもたらすために活用ください。なお、ダヴで行った研究結果により、ここで記載されている内容に取り組むことで、少女たちの自己肯定感が高まることが証明されています。
それでは、何よりも一番大きな影響を与えることから始めましょう。それは「あなた」です。
ここで紹介している資料を活用して、自分を愛すことの重要性を知り、率先して実行にうつしていただきたいと思います。
世界に1人だけの私
世界に1人だけの私
ここでは、少女たちの自己肯定感に影響を与える主要な項目ごとに記事をまとめており、お子さんの自己肯定感を高めるためのアクティビティも提供しています。
一括でダウンロードする Login or Register to download- 世界に1人だけの私
今日のダヴからのメッセージ
「自分を誇れる目標を達成したことで、自信と美しさを手に入れることができました」
今日のダヴからメッセージ
「あなたは影に隠れて生きる人じゃないはずよ」
今日のダヴからメッセージ
「自分の価値と体重には何の関係もありません」
今日のダヴからメッセージ
「他の人と違う個性は美しさの源泉でもあると気づいて、初めて自信が湧いてきました」
今日のダヴからメッセージ
「私のビューティルーティンは、そのままの自分の美しさと個性を受け入れるところから始まります」
今日のダヴからメッセージ
「私にとっての本物の美しさとは、困難に立ち向かうときでも自分を思いやる心を忘れないことです」
今日のダヴからメッセージ
「必死になって周りに合わせることを止めました。表情を見てもらえれば、私の魅力は伝わるはずです。私が望むのはそういう美しさです」
今日のダヴからメッセージ
「美しさとは内面から生まれ、その源は優しさだということを学びました」
今日のダヴからメッセージ
「メディアで黒い肌を見る機会はあまりありませんし、そのうえ皮膚疾患ともなればなおさらです。白斑を患う一人の黒人女性が困難を物ともせず、気高く生きていることを皆さんに伝えたいです」
今日のダヴからメッセージ
「トランスジェンダー女性として成長する中で、かつては他人が思う『女性像』に合わせなければならないという重圧を感じていました。今はありのままの自分、自分が思い描く美しさを表現しています」
今日のダヴからメッセージ
「女性らしく見えるには胸がなければという型にはまった考えを壊したいです。乳房切除の手術を受けて平らな胸で生きる道を選択したことで、強くなり、自信を持てるようになりました。そう思えることが本当の美しさだと思います」
今日のダヴからメッセージ
「これまで3人の子どもを授かり、今では一本残らず白髪になりました。すべての母親に伝えたいのは、あなたの身体はそのままで最高に美しいということです」
今日のダヴからメッセージ
「女性には『年相応に振る舞う』ように強烈な重圧がのしかかっています。年齢を重ねることは絶えず成長し、人生を謳歌しているということだと伝えたいです」
今日のダヴからメッセージ
「女性らしさは『髪型はこうしなさい』『服はこれを着なさい』などと公式のように示されることも多いものです。私にとっては、恐れることなくありのままの自分自身を愛することが大切です」
今日のダヴからメッセージ
「私が子どもの頃、メディアや広告でヒジャブを身に付けた女性を見たことは一度もありませんでした。今どきの女の子たちはヒジャブを身に付けた私を目にしています。キャリアを築き、自分の言葉で美しさを定義している私の姿を見ているはずです」
今日のダヴからメッセージ
「子どもの頃は、女性としての立ち振る舞いやなるべき姿について厳しく言われていました。そうした狭い考えを捨てたら、私が本当になりたい自分や私らしい美しさを受け入れられるようになりました」
今日のダヴからメッセージ
「他の人が思う美しさに合わせようとは思いません。褐色の肌をしたマルチメディアクリエイターとして、美しさの定義を変え、メラニンプライドコミュニティの誰もが美しいとされるような世界にしたいですね」
今日のダヴからメッセージ
「脱毛症を患う女性の多くは、髪の毛がないことで仕事でもプライベートでも本当の自分が出せないと感じています。髪がない女性が持つ美しさを示すことで、他の人と同じようにチャンスをつかむきっかけになってほしいです」