アーティストとして、人物の彫刻をしたり、写生をしたりしています。モデルの体を芸術に落とし込んでいるときは、あなたや自分、そして社会が普段しているような体の見方はしていません。肉体のある形、として見ています。主観を入れず、筋肉や骨として見るようになります。体形という考えから引き離して考えるのが良いと思います。「自分は太っている」「自分は痩せている」「あの人たちは太っている」「あの人たちは痩せている」といったよりも、もっと面白い方法でみることができると思います。
リリー・ディーン、23歳
私は157cmで背が低いことを、かわいらしいと思って気に入っています。痩せたいとも思いますが、曲線的な体型も素敵だと思います。自分の体にとって何が自然かということによると思います。空腹を我慢してスリムになることもできますが、それは自分らしくない不自然なことなのではないでしょうか。
私の容姿は与えられたものです。私にとっては、楽しみや表現の源です。
私はすべてのものが美しいと思っています。なぜなら私にとっては、すべてが美のインスピレーションになるからです。現在私は、容姿より、人間関係、仕事、未来などといった他にもっと気にかかることがあります。これらは決して保証されていないことですが、容姿はすでに与えられたもので。私にとって、楽しみや表現の源なのです。